Fire kingをご存知でしょうか。
アメリカンビンテージのガラス食器です。
今回そのマグカップを買ってみました。
きっかけは在宅勤務で家でコーヒーを飲む機会が増えてマグカップほしいと思ったから。
会社だとカップを倒してコーヒーこぼすリスク考えてタンブラーを使うのですが、
家なら雰囲気優先でマグカップがいいなと思ったんです。
ここ10年くらい、タンブラーをノベルティとして貰うことが増えてきました。
ひと昔前まではマグカップを貰うことが多かったですけどね。
昔はマグカップが溜まってましたが、今はタンブラーが溜まってきており、
ウチのマグカップは駆逐されて1つしかない状態になってました。
無いものねだりで、タンブラーだらけになるとマグカップが恋しくなる。
おしゃれなタンブラーもあるけど、陶磁器の出す雰囲気とは少し違う。
おしゃれのためのマグカップを考えたときにふと、
「昔見たテレビで所さんが持ってた乳白色のマグカップはなんて言うんだろ?」
と思い出したので調べてみた。
それがどうやらFire kingのようです。
1941年から1986年までアメリカで作られたミルクガラスと呼ばれるガラス食器。
ガラス製だから透けて乳白色に見える。
所さんが大量に持っていたのはプリントの入った白のマグカップでした。
やはりノベルティ用として当時アメリカで大量に作られたらしい。
それが60年以上経った今、日本で大人気らしい。人気すぎて日本で復刻生産している。
調べるとFire kingの代名詞はジェダイという緑のマグカップだとか。
これもクラシカルでいい雰囲気。翡翠のような美しさ。
復刻版は\3,520ですが、私は結局アメリカ製のオリジナルを買いました。
状態によって値段は上下するそうですが\7,700の通常コンディションの物。
60年前にはアメリカのおっさんが毎朝牛乳飲んでたコップかもしれない。
買ったのは私の住む宇都宮市の隣の真岡市の雑貨屋さん。
マグカップに\7,700は少しひるんだけど、買わずに帰ると頭から離れなくなるやつだと思ったので少し悩んでから買いました。
復刻版と2倍の価格差ですが、60年分の保管料と思えばまぁ妥当かと。
さっそくコーヒー淹れて飲んでみましたが、飲み物が透ける見た目が面白い。
陶器のマグカップくらい肉厚があるので、唇が熱くないという利点もありました。
あとはパーティングラインが思い切っていて、
大量生産な雰囲気がプンプンする。
私が会社で歯磨きに使っているプラスチックのコップみたいだ。
当時にしてみれば100均のコップみたいなもんだろうから何が人気になるかわからない。
2080年頃には2000年代のビンテージヤマザキ春のパン祭りのお皿が高値で取引されるかもしれません。