自転車の話です。
ハブ毛を買ってしまった。
「昔おじいちゃんの自転車のハブによく七色のブラシが巻きついてたけど、あれは何だったのか?」
その正体がハブ毛です。
車軸(ハブ)に巻きつけて使用します。
掃除するときにだけ巻くのでは無く、常時巻きっぱなしで使います。
すると自転車で走ってる間、勝手にハブと擦れてブラシかけてくれるから、ハブがいつもキレイになるという便利グッズ。
前向きに捉えて、ハブは自転車丸洗いする際に唯一手が入らず磨くのが困難な部分と言えます。
しかし一体なぜハブを磨きたいのだろう?
性能を保つため?
見た目のため?
見た目のためだとしたらむしろ本末転倒じゃ無いか??
考えるほどに意味不明パーツで、おそらくアクセサリー的に付けたくて付けるパーツなんでしょう。
そもそも私がなぜハブ毛のことを考え出したかと言えば、今から6年前の自転車納車のときに一緒にいた友人が「おじいちゃんの巻いてるあのレインボーのブラシ付けちゃう?」と冗談で言ったら、
自転車屋さんが「ハブ毛ね。あれ意外といいものですよ。」と言っていたのを自転車メンテしてたら思い出した。
何のためにあるのか?は先に書きましたが、
「正式名称なんだろう?」も気になった。
答えは正式名称もハブ毛。
ハブブラシとかじゃないの?って予想してた。
自転車屋さんふざけて言ってるのかと思ってたのに、ハブ毛で合ってた。
アウトドア用品業界で有名な“鹿番長”こと鹿のマークでお馴染みキャプテンスタッグの製品です。
Web通販で探すと昔ながらのレインボーハブ毛は大量のまとめ売りしか無い。おそらく小売りで買う人いないんでしょう。
小売で買いたい稀有な人のためにキャプテンスタッグが2本入りを現代的に使いやすく単色で、名前のインパクト込みでシャレで商品にしたのではないか?
真相はともかく、そこまで想像してたら俺が買うしかない!と思ってポチってしまって今日に至ります。
レインボーハブ毛なら少しノスタルジックな自転車に思われるかと考えたのですが、水色の単色ハブ毛は付けてみたらガチ感が出てしまいオーナーの頭を疑われそうです。最近暖かくなってきたし。
ですがそういう意味で盗難防止に一役買いそうな気がしたので試しに付けたままにしました。
みなさまご心配無く。。