小樽に行ってみようと思って、利尻富士登山後の夜に何となく宿を予約しました。
ドミトリーで¥1980
この値段なら仮に行かなくてもまぁいいかと思って。
小樽は19歳の時に初めて北海道来て以来だから17年ぶり。
その何年か後に積丹に行く時に一回通ったけど混んでてウンザリした記憶。
とにかく混んでるイメージであまりいい思い出無いけど今日は久しぶりに小樽に行くのです。
美唄のソウルフード袋入りやきそば
富良野から小樽って普通は高速で行くのが賢いけど、ヒマだし下道で行く。
途中美唄市を通ってみた。
ちょっと食べてみたかった「袋入りやきそば」
炭鉱で栄えてた町だから手が汚れてても片手で食べられるようにしたらしい。
パッケージというか紙テープの部分剥がして開くと麺はパウチですが、紅生姜は口が開いてますので指でするする出して食えます。
味は3バリエーションあるんですけどね、お腹たまりそうだから無難なソース味1つで。
味は焼きそばパンの焼きそばです。
B級のおいしさ。素朴でちょっとハマる味です。
長く愛されるものはおいしい。
パンロール
小樽来た目的の一つ。
小樽の有名かまぼこ屋さんかま栄の名物。
「パンロール」
外が食パン、中がかまぼこ。
俺は練り物が好きなんだ。揚げ物も好きなんだ。
だからずっと食べたかった。
初めて食ったけど、うますぎる。。
今回の旅行で1番かもしれん。
九州のさつま揚げもうまいけど、甘すぎる。
練り物は四国が好き。
ただ、北海道は余裕で超えてきた。
出来たてはズルい。。
腹いっぱい食いたい。気持ち悪くなりそうだけど。。
この後もう一個食いました(´∀`)
ニッカウヰスキー余市蒸溜所
小樽行くと決めたら余市が近いことに気づいて、マッサン!ウヰスキーじゃん!
宿にバイク置いて電車でGO!
自分がウイスキー飲むなんて思いもしなかったけど、ここ5年くらいハイボールよく飲むのでね。
角だけど(笑)
場所だけは前から知ってた。というか余市駅出たら見える(^^)
受付で案内ツアー50分に申し込み。
試飲もできて無料です\(^o^)/
大体の作り方は知ってたけど、
- 大麦の乾燥にピート(草の堆積物の泥炭)っていうものを燃やすの知らなかった。これでウイスキー独特のスモーキーな香りが付くらしい。
- 出来たてのウイスキーは無色とは知らなかった。樽に貯蔵するから時間をかけて色が付く。
- 熟成されたウイスキーをブレンドした後に、また樽に戻して熟成させるとは知らなかった。味を均一にするためいろんな樽のウイスキーを混ぜるのは知ってたけど、混ぜたら完成かと思った。
- しかもブレンド後の樽は栃木県で保管してるらしい。まさか地元とは!
資料館の出来が良くてツアーの後も熟読してしまった。
ウイスキー好きでものづくり好きなら絶対楽しい。
マッサン見てないから知らなかったですが、これがマッサンとリタが住んでたお家。
ここに移築してきたらしい。
2階の窓は障子の内側にカーテンがある和洋折衷な家。言われてなるほどと思った。
そして玄関は遠い日本で寂しく無いようにリタの実家の玄関を真似て作ったとか。
マッサンなかなかやること渋いっすね。
ちょっとマッサン見たくなったけど、長いからな(笑)
試飲するのだ
電車で来たのでウイスキーの試飲ができます。
天気も午後から大雨になったので結果的に電車で良かった(´∀`)
私はそんなに酒好きでもないので、我慢すれば我慢できるんです。
むしろ私にとって酒はOFFスイッチで昼から飲むと何もしたくなくなるから基本昼は飲まない。
ただ電車で行って「飲める状態」にしておけば飲むor飲まないその場で選べるからいいなと思っただけなんですけどね、まぁ飲みますね。
やっぱりウイスキーの香り嗅いでると飲みたくなるんだ。
試飲は3種類
水、氷、炭酸水があるので好きに割って飲めます。
私はおススメのままに
トワイスアップっていうのは半々の水割り氷なしのことです。
香りがよくわかるからテイスティングに使われる飲み方だとか。
私はただ強いアルコールは苦手なので割っただけですけどね。
喉乾いてたからハイボールから飲むんですけど、ハイボールうまい。ほぼ一口分だから一瞬で無くなった。
そしてトワイスアップ余市。
先ほどのハイボールよりウイスキーの香りがよくわかる。いい酒感が出る。
でも俺はハイボールが好き。余市もハイボールにしたらどうだっただろうか。
最後のアップルワインはオマケですね。
ほんのり甘い香りのするお酒。おいしいですがそんなに興味は無い(´∀`)
シチュエーションが良くておいしいお酒でした。
漁船の上で釣った魚捌いて食べるような満足感。
と思ったけど、ビールと違って搾りたてでもないし、一回熟成させますしね。私の地元栃木で。ちょっと例えが違いますね。
本場で飲んだってことを喜びますか。
ちなみにこの余市蒸溜所は春と秋の気候が安定している時だけ稼働するそうです。
どういう勤務形態か気になりますね。質問すれば良かった。
そして余市蒸溜所といえば入ってすぐにあるこのキルン棟(ピート燃やして麦を乾燥させる工程)がアイコンらしい。
確かにパンフレットの表紙もこの建物でした。
今は量産には使ってないけど、ウイスキー作り体験があって、その時にはキルン棟を使うそう。
自分で作れるのいいですね。きっと人気だろうから簡単に出来なそうだけど(*´Д`*)
自分で仕込んで手元に届くのは10年後だそうですよ。ちょっと楽しみですね。
「わたし届くころ死んでるわ」
私見た感じあと10年いけそうなおばちゃんの声が後ろからしました(´∀`)
小樽運河
こここそ17年ぶり。
店がまるっきり変わっとる。観光地化がより進んだ感じ。
時代が進んで物価も上がったろうけど、お寿司の値段も上がってる。小樽で夜寿司食うなら¥5000見ておきたいですね。
バフンウニ丼は¥5500とか。
利尻島のバフンウニ丼¥4500は安かったのか(笑)
相場感がわからないと怖くてウニ丼食えなくないです?そして機を逸する。
思い切ってバフンウニ丼頼んでみたものの、案外安いほうのムラサキウニが口に合ったりするんですけどね。
私はかま栄工場直売店で再びパンロール買って、宿の前の居酒屋で呑んで帰るのでした。
銀ダラうまい。
夜食はパンロール。
今宵の宿は小樽スマイルホテル別館ドミトリー
一泊¥1980の宿です。
ガソリンスタンド跡地だから駐輪場が豪華!
でも駐輪場は別料金¥200
ここ雨だと最強の基地になります。荷物整理したりね。
許されるなら雨キャンプの後ならここにテント張って荷物乾かしながら寝たりしたい。
私貴重品以外は積みっぱなしなのでこのままです。
知ってか知らずか宿泊客じゃないライダーも私のフル積載バイクに釣られたのか入ってきて荷物整理してた(笑)
客室内は撮影禁止(というかカメラの使用が禁止)なので撮れませんが、セミダブルベッドに荷物が置ける程度の床。
おそらくバックパッカー向けです。
70リットルザックでも置けるくらいあります。
清潔なシーツに大小タオルと歯ブラシにパジャマと耳栓。
コンセント2口+USB2口あり。wi-fiあり。
私行ってないけど2階と3階はマンガとパソコン置いてあるらしい。
漫画喫茶のナイトパックって大体¥1300くらいだから、差額で得られる物がお得。
まっさらなシーツのセミダブルベッドで寝られるの最高。
貴重品ロッカーもあるんですが、私は財布とスマホは持ち歩いてましたので使わなかった。
唯一目を離すシャワールームは脱衣所のドアに鍵がかかるから着替えと一緒に貴重品置いておけば問題なし。
悪いところというか我慢しなければいけないのは、
隣の人との仕切りはベニヤ板一枚です。
息づかいまでわかるくらい。耳栓が支給される意味もわかる。
男女部屋分け無いので女性は気になるかも。
うっすらだけど電気点いてるとカーテン透けるのもちょっと気になるかも。遮光カーテンにすればいいのにって思った。
トイレウォッシュレットだしシャワールームもキレイですが、各1つで男女共用です。
あとは電気消すタイミングは最終者が部屋で寝る時。消灯時間は客に任されています(笑)
私なんて22時頃には就寝準備できてましたが、最後に部屋の入ってきた人23時過ぎでしたからね。
電気消えたのは0時前だった。
一応ベッドに読書灯はありますよ。
私の時は全員日本人だったからか異様な静けさでジッパー開ける音が響くくらいだった( ̄∇ ̄)
チェックインして荷物預けて、小樽の街でご飯食べて遊んで、出来ることなら温泉に入ってきて、眠くなったら帰ってきて寝て、朝になったら即出発だと最高じゃないですかね。
あるいは泥のように眠るのもいいかも。
とにかく「寝る」だけなら最高のコスパです(*^ω^*)
私パンロールのためにまた小樽来るかもしれないから定宿にしようかと思います。
気に入った!
あと、札幌からアクセスする道が整備されて17年前よりも小樽行きやすくなってました。
トンネル増えた?