前回のおさらいで、
以下のようなパッケージを組み合わせて持っていく荷物を考えています。
- A+Bが泊まりツーリングの基本パッケージ
- A+B+C1がキャンプツーリングの基本パッケージ
- C2〜5がキャンプのオプション
- D,F,Gは私の考えるあると便利なもの
グレーは前回書いた内容で、
A.基本の持ち物
- お金
- 携帯電話
- 地図(またはスマホナビ)
B.ロングツーリングで最低限の持ち物
- カッパ
- 着替え
- 洗面道具
- 充電器
C1.キャンプで最低限の持ち物
- テント
- ライト
- 寝袋
- マット(寝る時の)
C2.キャンプにあると便利な物
- サンダル
- イス
- テーブル
- レジャーシート
- 虫除け
- ロープ
C3.キャンプでのゆとりの道具
- 焚火台、火ばさみ
- ランタン
- タープ
C4.自炊をする場合の持ち物
- 鍋、食器類
- コンロ(バーナー)
- 箸、スプーン
- 調味料
- ナイフ
C5.自炊にあると便利な物
- コンロの風避け
- まな板
- 食器洗剤、スポンジ
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- 水タンク(プラティパスとか)
- ビニール袋
- 軍手
D.転ばぬ先の持ち物
- パンク修理道具
- タイラップ、ステンレスワイヤー、ラジペン
- 工具
F.趣味のオプション
- カメラ
- 釣竿
- 登山グッズ
などなど。
G.その他
- 海パン
- バイクのスタンドの下に敷く板
- ワイヤーロック
などなど。
今日は私のキャンプ持ち物について語っていく!
C1.キャンプで最低限の持ち物
私が考える最低限。これだけあればキャンプ行ける。
- テント
- ライト
- 寝袋
- マット(寝る時の)
まずライト
特に頭に付けられる「ヘッドライト」がおススメ。
理由はライトは夜中にトイレ行くための物だから。(断言)
真っ暗なトイレって今は無いかもしれないけど、私は過去に経験あるんですよ。
少なくともトイレまでの道は暗いから持って行った方がいい。
月明かりでも歩けますけど、無灯火でキャンプ場歩いてると周りのすれ違う人をびっくりさせますからね。
そして片手にライト持ったままウ◯コするの辛いですから両手が空いた方が絶対良い。
ゆえにヘッドライト。
PETZL(ペツル) ティカ 最大200ルーメン 充電式/単四電池式
ヘッドライトは、私はぺツル1択。
安いヘッドライトは電池の電極の板バネがヘタるんですが、ぺツルは4年使っても今のところ大丈夫。
荷物の中に適当に放り込むとスイッチ入っちゃって使おうとした時に電池切れとかあるんでご注意。
私はタッパーや専用ケースに入れて持ち運んでます。
次にテント
私はテントを持たずにロングツーリング行ったことがあります。
忘れ物したわけじゃ無く、カバンに入らなかったから置いて行ったんです。(←結局バカ)
平たく言うと野宿したんですけど、勧められるもんじゃないのでリーガルキャンプにテントは必須です。
参考に私のテントはコレ。
MSR(エムエスアール) 【国内正規品】エリクサー2
私は体がデカイので2人用テントを選びます。
仕舞寸法が大きいけど、睡眠優先。
テント選びはそれだけで1記事書きたいくらいなので、いつか書こう。
寝袋
お金が無くてテントだけしか買えないまま北海道にキャンプツーリング行った人の話を聞いたことがあります。
寒くて眠れなくてキャンプ場からコンビニまで走って古新聞を貰って身体中服の隙間に詰めて凍えながら寝たそうです。寝袋も必要。
ナンガ(NANGA) ダウンバッグ 370STD【別注モデル】
寝袋の中綿には、化学繊維とダウンがあります。
ダウンの方が小さく畳めるのでバイクで持ち運ぶには都合がいい。値段は高いですけど。
化繊は仕舞寸法が体積で2倍くらいに増えます。だけど安い。
化繊を選んでもバイクに積むスペースあればいいんですけどね。
積載スペースが少ない場合はスペースを金で買うと考えるといいでしょう。私はダウン1択。
夏の北海道は夜10℃近くまで冷え込む時があります。
「快適温度」という指標がありますが10℃以下の物を選ぶと3シーズン使えていいでしょう。
私の寝袋はモンベルのダウンハガー#3で快適温度は3℃と書いてあります。
たぶん服を着込んでの限界3℃だと思うので、ジャージ程度で寝るなら10℃くらいがちょうどいい。
リミット-2℃って書いてあるけど、ガチ命の限界温度だと思います。
私はたぶん寝られない。。
最後はマット
先に書いたテントしか持たずにキャンプに行った人の話を続けますが、その人はコンビニで同時に段ボールも手に入れて床に敷いて地面の寒気を遮断したそうです。
私も氷点下の中でパンクしてペシャンコのインフレーターマット(本来空気が入って膨らむマット)で寝たことがありますが、地面が冷たくて寝れたもんじゃ無い。
冷えを防ぎ安眠を得るためには地熱カットは大事なのです!
パンクを考えるとインフレーターマットはおススメしません。
スポンジタイプなら岩場だろうがなんだろうが構わず寝られます。
私はサーマレストのZライト使ってます。
THERMAREST(サーマレスト) Zライト+専用スタッフサック【2点セット】
サーマレストはスポンジにしては高いのでいきなり買うには気がひけるかもしれない。せめて青スポンジシートに片面アルミを貼った通称「銀マット」ならホームセンターで千円以下ですからお買い得。
以上より、ライト、テント、寝袋、マットは絶対なのです。
ライトはともかく、テント、寝袋、マットは荷物かさ張るんですが外から見た主張も強いのでいかにも「キャンプツーリング」という荷姿になります。
買い物袋からネギやフランスパンが飛び出すと“いかにも”感が出るのと一緒。
アイコンとしても必要と思って大荷物を享受しましょう。
C2はキャンプ生活向上グッズ
人によっては基本かもしれないのが、全部忘れても大丈夫。
忘れたら現地で買い足すか?安かったら買うかな?って悩むくらい無くてもいいもの。
C2.キャンプにあると便利な物
- サンダル
- イス
- テーブル
- レジャーシート
- 虫除け
- ロープ
サンダル
ツーリング行く人は大抵ブーツだから、テント設営後はサンダルに履き替えると楽です。
フェリーの中でも、ホテルでも使えるので持っていく価値大。
イス
地べた座りが楽な人は無くてもいいですね。
私は体硬い(お腹出てる?!)ので地べた座り苦手。
イスは絶対持ってく。
私のパッキングだとイスは撤収時に最後に仕舞えるので、撤収時に何かと役立つ一時物置き台として使えます。
テーブル
地べたに皿を並べて飯を食うのも私は嫌いじゃないけど、テーブルあると一気に文化的になる( ´∀`)
私は気分で持って行かないときもあります。
レジャーシート
自分が座ったり寝たり、設営時や撤収時に荷物広げたり、荷物のレインカバーの補助にもなる。
かさ張らないので持っていくと便利。
私は半畳タイプです。1畳あれば十分じゃないかと。
虫除け
夏ですが、蚊がどこまで我慢できるか?人による。
私は蚊がいると何もしたく無くなるので虫除けスプレーと蚊取り線香持って行ってます。
蚊取り線香は雰囲気が好き(笑)
ロープ
洗濯ロープです。判断基準は濡れタオルどこに干したいかどうか?ですね。
バイクのハンドルにタオル掛けておいてもいいんです。どうせ夜中干しても夜露で濡れて乾かないし。
ロープ無くても困らないけど、テントと枝を結んでジャケットやタオルを干すとキャンプ雰囲気盛り上がるパーツ(笑)
C3は優雅なキャンプを演出
この先は一度キャンプツーリングがどんなものかを知った2シーズン目以降におススメ。
- 焚火台、火ばさみ
- ランタン
- タープ
なぜ最初におススメしないかと言えば、荷物が増えるのと、準備片付けが面倒だから。
ランタン
これは荷物になるだけで扱いは比較的簡単。
大きく3種類
- ガソリン、灯油タイプ
- ガスタイプ
- 電池タイプ
キャンプツーリングにデカいガソリンランタン持ってく人は相当珍しいので、2,3の話だけします。
持っていく理由は「雰囲気灯り」です。
C1で必要だと説明したヘッドライトはLEDで真っ白な光のはず。
暗くて見えない時は明るく照らせばいいのだけど、時間を過ごす時の灯りは暖色の自然な灯りが欲しくなる。間接照明的役割。
ガスやガソリンタイプのランタンの利点は強火は圧倒的な明るさも作れれば、弱火にすれば間接照明のようなムーディーな暖色になること。
荷物減らそうと思って調理用コンロとランタンを1つのボンベで兼用したことがあるんですが、付け外しが面倒。
ボンベを調理中はコンロ、終わったらランタンへ。
火を消してもランタンやコンロ本体は熱いから冷まさないと火傷する。
2つガスボンベ持ってくとかさ張るし、無くなりかけのボンベだと心配で毎度新品2つ持っていくと家に半端ボンベがいっぱい出来たりする(笑)
ガスボンベにはOD缶とCB缶とありますが、どちらも入手性高いので無くなったら現地調達がいいです。
しかしそんな悩みを吹き飛ばす革命児現る。
スノーピークの「たねほおずき」
スノーピーク(snow peak) たねほおずき
テニスボールより小さいくらいのサイズ。
電池式でLEDながら暖色で、さらに明るさも調整可能。
音に反応して光がゆらぐ点灯モードもありますが、揺らぎが不自然なので私は使いません。
明るさ求めず間接照明として使うにはたねほおずきは手軽で良い。おススメです。
タープ
雨でもキャンプするなら、もの凄く便利。
むしろタープがあれば雨でもキャンプでいいかって思える。
タープ張ればその下は雨降ってませんからね。
前室が大きいテントとか体の大きな私に言わせればナンセンス。
1日フライシート(テントの外張り)が雨浴びてたらテント内に沁みますし、そもそも前室で腰曲げて動いてると腰痛くなる。
タープならテント濡れないし、立てるし、焚火だって出来る。
快適空間ですよ。
慣れないと立てるのが面倒くさいので、キャンプ初心者が雨の中でタープ立てるのに苦戦したら二度とキャンプしたく無くなるでしょうから、少し慣れてからがおススメ。
ソリッドステーク、自在金具という単語に出会った後が良いです。
(強力なペグとロープのテンションかける金具なんですが、タープ使うには私は必須と思う!)
焚火台、火ばさみ
最後はある意味キャンプのメインディッシュ。
私なんかは焚火がしたくてキャンプ行くことしょっちゅうです。
薪の入手性が課題。
薪が売ってるキャンプ場に行くか、家から持っていくか、自分で拾って作るか。
枯れ枝拾って焚火するって楽しそうで憧れません?(^^)
私も試してみたけど拾った薪は燃えにくいです。きっと煙がもうもうと出ることでしょう。今は滅多にやらないです。
家から薪をバイクに積んで持ってく時もあるけどコレは道中ウンザリします。薪デカいし重たいんだもん。
無理せず現地で買う派です私。無かったら焚火しない。諦めきれず炭買ったりしますけどね(笑)
焚火台はいくつか種類があって、携帯性で言えば「ファイアスタンド2」みたいなポール式が良いです。
ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアスタンドII【廃盤商品】
トライポッドもコンパクトなので網吊って遊ぶのも楽しいです(^^)
バランス難しいからウインナーとか転がして落とすけど(笑)
欠点は灰が散るので地面は汚れるし、地面に熱が伝わりやすいので下が芝生だとダメージ与えてしまうんです。
重いしかさ張るけど場所を選ばないスノーピークの焚火台とか、
スノーピーク(snow peak) 焚火台Mスターターセット
注)↑のMサイズはバイクで運ぶにはデカい
私が使ってる笑‘sの「A4君」とかがいいと思います。
笑sが闇に浮かんでいい感じ。
網あれば簡単にバーベキューも出来ますしね。
焚火台はどちらのタイプも灰の掃除がひと手間。
C3の優雅なアイテム出すと準備と撤収が倍くらいの時間になるので、私はソロキャンプなら連泊する時にやることが多いです。
キャンプに行って興味が出たら買ってみることオススメします(^^)
キャンプが楽しくなるかもしれない。