前々回から引き続き、
以下のようなパッケージを組み合わせて持っていく荷物を考えています。
- A+Bが泊まりツーリングの基本パッケージ
- A+B+C1がキャンプツーリングの基本パッケージ
- C2〜5がキャンプのオプション
- D,F,Gは私の考えるあると便利なもの
グレーは前回までに書いた内容で、
A.基本の持ち物
- お金
- 携帯電話
- 地図(またはスマホナビ)
B.ロングツーリングで最低限の持ち物
- カッパ
- 着替え
- 洗面道具
- 充電器
C1.キャンプで最低限の持ち物
- テント
- ライト
- 寝袋
- マット(寝る時の)
C2.キャンプにあると便利な物
- サンダル
- イス
- テーブル
- レジャーシート
- 虫除け
- ロープ
C3.キャンプでのゆとりの道具
- 焚火台、火ばさみ
- ランタン
- タープ
C4.自炊をする場合の持ち物
- 鍋、食器類
- コンロ(バーナー)
- 箸、スプーン
- 調味料
- ナイフ
C5.自炊にあると便利な物
- コンロの風避け
- まな板
- 食器洗剤、スポンジ
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- 水タンク(プラティパスとか)
- ビニール袋
- 軍手
D.転ばぬ先の持ち物
- パンク修理道具
- タイラップ、ステンレスワイヤー、ラジペン
- 工具
F.趣味のオプション
- カメラ
- 釣竿
- 登山グッズ
などなど。
G.その他
- 海パン
- バイクのスタンドの下に敷く板
- ワイヤーロック
などなど。
今回はキャンプの自炊道具について語っていく!
C4自炊
キャンプって言ったらイメージ的に自炊でしょう。
ご飯炊いたり、お肉焼いたり。
- 鍋、食器類
- コンロ(バーナー)
- 箸、スプーン
- 調味料
- ナイフ
私は料理好きなので自炊もしますが、今回の北海道ツーリングはセイコーマートのお弁当が美味しかったのと、お店で美味いものいっぱい食いたいから腹具合をセーブするために6泊キャンプで一回も自炊しなかった。
自炊ってつい作り過ぎて食べ過ぎがち(笑)
キャンプをもっとサバイバルに楽しむ人も居るんですが、いつもやることを外でやるだけでも楽しいもんです。
やったことないけど、火打ち石で火をつけたり、川の水をろ過して飲んでも楽しいでしょうけどね(笑)
コンビニご飯を外で食っても私は楽しい( ^∀^)
利尻島ではゆったり飯食いながらビール飲んでスマホでブログ書いてました。
空を見上げれば天の川ですからね。最高でした。
C1の最低限だけ持って行って「キャンプ場は寝床だ!」って割り切ったことも過去にある。
料理しないなら、いっそ持っていかないという選択肢もアリだと思うので、私は自炊道具をオプションにしました。
鍋、食器類
俗にクッカーとかコッフェルと呼ばれます。
キャンプツーリングにはいくつか1人用鍋が重なったセットがおすすめ。
おすそ分け貰ったりもあるのでお皿の代わりに鍋はいくつかあると便利。
最低でも主食とおかずで2つ鍋あるといいでしょう。
私はこのプリムスのMとSを重ねて持って行ってます。
(昔はセットで売ってたんですけど、バラ売りしか見つからなかった)
そして更に私はその中にコップを足してます。
多分これならプリムスの中に入るので重なるセットだと思います。
そして、鍋の中に入れる時は何か布で包むなりしないと傷付くので注意です。
お酒は鍋で飲むよりコップで飲んだほうが美味いし、お酒はおすそ分けを貰う機会が多いんでコップあるといいです。
酒好きな人って旅先で四合瓶とか普通に買うし。
お酒を頂く時にコップが無いとプリムスのクッカーのSサイズのポッドを代わりにすることになるんですが、コップにしてはデカいのでお酒を結構な量を貰って酔ってしまう(笑)
お酒好きならいいけども( ´ ▽ ` )
鍋食器類ではシェラカップという物がメジャーですが、
飯食うには大きさは半端だし、酒飲むには浅いし、仕舞うには取っ手が邪魔だし、全てが中途半端なので私は使いません。雰囲気はあるんですけどね。
コンロ(バーナー)
調理時に使うガスコンロです。
外ではバーナーと呼んでください。ストーブとも言います。
バーナーと言うとお寿司屋さんが炙る時に使うガスバーナーと思われそうだし、ストーブって冬の暖房器具っぽいからこのブログではコンロって書いたんですが、逆に紛らわしいかな(*´Д`*)
複数種類があり、
- ガソリン、灯油
- ガス
- アルコール
- 固形燃料
それぞれにいいところがありますが、最初はガスを買うべき。扱いが楽だから。
ガスボンベの種類でさらに2種類、
- CB缶(カセットガス)
- OD缶(アウトドアガス)
どっちでもいいです。見た目の好みとか。
家でカセットコンロでお鍋良くやる人ならCB缶選べば兼用出来ていいでしょう。
そして最後に直接かホース接続かタイプがある。
- 直結タイプ
コンパクトに仕舞えるが、大きい鍋が使えない。
SOTO レギュレーターストーブ【ナチュラム別注カラー】
- ホースタイプ
かさ張るが五徳が安定していて大きい鍋が使える。ダッジオーブンとか使える。
SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)+パワーガス 3本パック【2点セット】
私は両方持ってますが、メインは直結タイプです。
キャンプツーリングで大鍋使わんし。
鍋からガスボンベへの熱の伝わりで爆発しないか心配な人いると思います。
私もその内の一人。
炎と距離取りたいなと思ってホースタイプを選んでみると、ホースが案外短い上に硬くて巻きグセついていて、ガスボンベが鍋からあまり離せない。
そしてご存知の通りカセットガスは軽いんでホースの巻きグセのパワーに負けて炎の方へ(笑)
実はOD缶の直結タイプがいいように思います。
OD缶直結タイプだと火の真下にガスボンベがあるので、鍋の大きさに関わらず鍋とガスボンベの距離が保てるのではないか?(知らんけど)
形状的に不適切に大きな鍋載せたら倒れてしまって調理出来ないというのも事故防止に一役買ってる気がします。
そんな考えで私はこのOD缶直結タイプを17年ずっと使ってます。
PRIMUS(プリムス) IP-2243PAシングルバーナー
と言いつつも、冬場のキャンプはガソリンバーナーの方が弱火が安定するので2年前からドラゴンフライというガソリン(または灯油)のホースタイプも使ってます。
こいつのホースの巻きグセが強くて、気がつくとタンクが炎に向かって接近してます。
(さっきから私の書いてる意味わかりますかね?↓の写真みたいにホースは直線にはならず実際は弧を描きます。するとホースにつながったタンクのお尻の方が火ついてるバーナー部に近づく。)
まぁ、大丈夫なんでしょうけど、バーナー使うときはキャンプなので大抵酔っ払ってるから危険は極力排除したいですね(笑)
MSR(エムエスアール) 【国内正規品】ドラゴンフライストーブ
バリバリと燃焼音がうるさいけど楽しいバーナー( ´∀`)
ガソリンストーブは寒さに強い利点もありますが、趣味の要素が高いです。
デカイし詰まるし、火つけるのにプレヒートという余熱動作が必要だし、火は臭くて炙りは出来ないし。
とにかく最初はガスがオススメです。
箸、スプーン
キャンプ用具ではカトラリーと呼ばれます。
セットになってるやつあるんでそれ買って持ってけばいいんですが、
FOREVER(フォーエバー) 抗菌!銀の食器3点セット(箸・フォーク・スプーン・ケース)
パスタすら箸があれば箸で食う私のような下賎な人間にはフォーク不要。
箸はスプーンの代わりにはなれないので、スプーンは欲しいのです。
そしてスプーンを使うタイミングはだいたいレトルトカレー食う時。
アルミ鍋からステンレスのスプーンで直接カレー食べるの想像してください。
金属が擦れてギーギー言うのです。
なので私はシリコンのスプーン使ってます。ゴムベラにもなるのでカレーも残さずキレイに食べられて便利。カレーって水汚すのでなるべく綺麗に食べた方が環境にもいいみたいですし。
くぼみが少ないけど、一応スープも飲めますよ。
ユニフレーム(UNIFLAME) FDシリコンスプーン
調味料
これは挙げ出すとキリがない。
私はいろいろ経て、塩、黒胡椒、サラダ油の3つにしてます。
何焼くにも油ないと鍋に張り付いてしまいますからね。味付けは最小限塩コショウで。
常温保存出来ないと持っていけないですからね。
私は醤油持っていくか毎度悩みます。あとはマヨネーズなんかも常温でいけますね。
「北海道の鮭でちゃんちゃん焼き作りたいから味噌と砂糖と酒持って行く」とか料理を先に決めて持っていくと悩まないかもしれないです。
使うかな?って、昔とりあえずで持っていったカレー粉を私はそのまま持ち帰ってきました(*´Д`*)
無計画だとそうなります(笑)
ナイフ
オススメはシンプルなナイフ。
ビクトリノックスを代表とする10徳ナイフみたいなマルチツールでもいいんですけど、
ナイフだけの方が私は使いやすいな。水でジャブジャブ洗えるし。
缶切りは必要になったことないけど、栓抜きが必要な時はたまにある。
地ビールは瓶ビールなことが多いんですよ。
地ビール好きなら栓抜きだけは装備しておいた方がいいかもですね。
ナイフに話戻して、100均の果物ナイフでもいい。
雰囲気も重視するならオピネルが安くてオススメ。
OPINEL(オピネル) フォールディングナイフステンレス#8
大きさはこのくらいで十分でしょう。もう1サイズ小さくてもいいくらい。
ここまで持っていたら誰が見ても立派なキャンプ。
これ以上なにが要ると言うのか??
C5.自炊にあると便利な物
この先は生活感に溢れるものが多い。
- コンロの風避け
- まな板
- 食器洗剤、スポンジ
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- 水タンク(プラティパスとか)
- ビニール袋
- 軍手
コンロの風除け
コンロ(バーナー)はちょっと風吹いてるだけで弱火がうまく使えない。
風除けになるものなら何でもいいのですが、案外うまいこと機能するものがキャンプ行くと無いんです(笑)
大抵は自分自身が風除けになるべく、バーナー抱えて調理するんですけどね。
風除けあると好きな向きに座れて便利です。
EPI(イーピーアイ) ウインドシールド ショート
限界がありますから、風除けが倒れるような風の時は調理を諦めましょう(笑)
まな板
牛乳パック開いて持ってきて、まな板の代わりにして、料理後は焚き火の焚きつけに使ってた知り合いいました。
が、どう考えてもまな板の方が有能だし、着火剤の方が便利(笑)
私のまな板は2mm厚くらいのナイロンのペラペラで邪魔にならないやつ。キャンプツーリングには持って行ってますけど、使うのは野菜をしっかり切りたい時だけかな。
テーブルの上にビニール敷いて切ったりで何とかなっちゃう。
食器洗剤、スポンジ
夏キャンプならキャンプ場の流しには誰かが残した洗剤とスポンジが大抵ありますが(笑)
得体のしれないスポンジ使えない派なので私は自分で持っていきます。
鍋は煮沸した後バーナーで焼けば洗剤なくてもだいたい綺麗っぽくなりますけど、油ぎってると無理。やっぱり洗剤欲しいですね。
お肉焼きたい人なら迷わず持って行ってください。
キッチンペーパー
これは持っていくべき。
ロールじゃなくてティッシュみたいな重ねて入ってるやつがかさ張らないのでいい。使う分だけジップロックに入れていくでもいいと思う。私はリッチに丸ごと持っていくけど。
布巾を持って行って洗って使ってもいいけど、連泊だと管理が面倒でしょ。乾かすタイミングないし。
その点使い捨てのキッチンペーパーあると捗る。
テント撤収した後のペグの土拭き取ったりもしてます。
アルミホイル
鍋で煮込む時の落し蓋とか、夜ご飯の食べかけにフタする用。
30cmくらいに切って畳んだやつを1〜2枚あればいいでしょう。使わないこともある。
邪魔にならないから持っていく感じ。
水タンク
プラティパスっていうやつが有名。
ソロキャンパーのシェア7割くらいあるかな?みんな使ってる。
プラティパス プラティパス2
自炊するなら何度も水汲み行くの面倒だからあると便利。ペットボトルでもいいんですけど、プラティパスは仕舞うと小さくなるのが利点。
欠点は使った後家に帰ってどうするか?
中が上手に洗えないし、乾かせられないんです。
専用の洗浄ブラシが売ってるんでそれで洗うくらい。私は水しか入れないのでゆすぐだけで洗ったことない。だんだん黄ばんできますが、キャンプ場で見るとだいたいみんな黄ばんでます(笑)
乾かすのは膨らませて、しばらく逆さに干すくらいしか無い。
1週間干したって中の水滴完全には乾かないので諦めも肝心。気にしたら負け!
濡れたまま冷凍庫で凍らせて保管するという人も居ます。一番衛生的かもしれないですね。
ビニール袋
言わずもがな。何かと便利。
料理途中の仕込んだ食材入れたり、ゴミ袋にしたり。
スーパーのサッカー台にあるようなシャカシャカビニールとスーパー袋とそれぞれ役立つ。
だいたい買い物すれば貰えるから家から持っていく必要ないという意味でこのグループです。
ジップロックとか使うかなー?って思ってキャンプ道具箱に1枚入れて持って歩いてますが、5年くらいそのままですね(笑)
普通のビニール袋で間に合っちゃう。
軍手
鍋持つとき手が熱いからあると便利。
ガスランタン使ってるなら本体が冷める前に触れるとか。
布巾でもいいんですけどね。
焚き火の時は手袋の方が作業性いいですが、私は焚き火は革手袋を持って行ってます。
実は革手袋の方が万能かもしれない!
キャンプの荷物は長かった。
次回は後悔先に立たず系の道具たち。