バイク買い替えをきっかけにブログをはじめました。
書きたいことはいっぱい浮かぶけど、整理出来なくて初めの一歩が踏み出せないことを知ったのが最初の学びです。
とりあえず書いてみます。
私の買ったバイクはヤマハMT-01
排気量1,670ccというのがキャッチーで万人受けします。
加えて空冷V型2気筒OHVと言うとバイク好きな人はクレイジーと喜んでくれます。
バイクに乗っている人でも「こんなバイクあるんですか?」と驚いて声かけられるのでそんなに有名ではないでしょうね。
マイナーなのもいいところ。
まだそんなに乗ってない中でファーストインプレッション。
「見た目の期待を裏切らないバイク」という感想を持ちました。
バイクの運転の時系列で感想書きます。
誰かの購買意欲の足しになりますように。。
1.エンジンスタート
エンジンかけるたびに楽しいバイクは初めてです。
キーを回すとまずタコメーターのイニシャルチェックで針が振り切って戻ってきます。
今や当たり前のギミックですね。
その間おそらく燃料ポンプがカチャカチャ音してますが、途中でもセル回せばエンジンかかる。
私は儀式と思ってカチャカチャ言わなくなるまで待つ派です。
セル回すと、
ヒュルヒュルヒュル、ズドーン♩
という音で、重たいものを回してエンジン掛けてる感じがします。
キュキュキュ、ブォーン!というバイクらしい軽快さは無いですね。
アイドリング回転数は950rpmです。
ボア97mm×113mmのロングストロークエンジンなのでそんなもんでしょう。
エンジンスタート動作は気に入っていて毎度楽しみです(^^)
2.走り出し
そんなに恐れることは無い。
Master of Torqueの頭文字取ってMT-01というので、さぞかしトルクモンスターなんだろう。
そう思い込んでアクセル煽らずにそろーっとクラッチを繋ぐとあっさりエンストするのです(笑)
最大トルク15.3kgfm/3,750rpm
最大出力90PS/4,750rpm
3,000rpm以下ならそんなに大した事ない。
むしろ2,000rpm以上は回さないとトルク感が無いです。
あと、私は油圧クラッチレバーが初体験なんですが、こんなに半クラッチ難しいの?
最初の動き始めはいいんだけど、クラッチ繋がりきったかな?と思ってレバー放すとロケットスタート決めてしまう(笑)
そのタイミングでアクセル抜けばいいのか?
スタートの加速がスムーズに行かず一回段差が出来る感じが課題です。
クラッチレバーの位置4段階選べるのですが、一番近くなる位置(手が小さい人の位置)が比較的うまくスタートできます。
3.加速
回せばクセになる加速します。
レッドゾーン5,500rpmのエンジンは回転の上がりが遅いのですがパワーバンドに入るとそこそこ加速するので気がつくといい速度になっちゃう。
気をつけないといけない。
タコメーターは気にせず加速Gのフィーリングでシフトアップしたほうが気持ちいいでしょう。
トップギアの5速でパワーバンドに入れると何もかもが暴れ出すので面白いです。初心者は最後までアクセル開けられないかもしれない。
最近の200PS近いスーパースポーツって初心者でもうっかりするとリミッター当たるまですんなり加速しちゃうと思うんです。
カウルで風が来ないうえに、車体剛性すごいし、サスペンションも立派で怖くない。
MT-01は違う。
5速でパワーバンドに入れていくと、カウルが無い暴風に加え、剛性の高いフレームと立派なサスペンションの車体から逃げ出すかのように暴れるエンジンの振動。
普通のバイクなら異常な振動を「それが仕様ですがなにか?」みたいな顔して回転数に応じて淡々と速度は上がっていくのを面白いと思うか?恐怖と思うか?
私は大好きです。
4.高速巡航
意外にも、ぼへーっと走れるんです。
2,000から3,000rpmが5速巡航で使う領域ですが振動も音も静かでイライラしません(´∀`)
ミラーで後ろ見える?と聞かれれば見えませんけど、車が居るかどうかくらいわかりますので問題ないです。
高速で後ろから迫ってくる車がADバンか?パトカーか?見分けようとしたら、手でミラー抑えて凝視しないとダメです。
また、MT-01はメットホルダー付いてないので、ミラーはメットホルダーです。
特筆すべきは尻が痛くならないシート。
シートが幅広で、馬に乗る時の鞍のような形してるので前後に包まれる感覚。
ちんちん大きいとキツいのかもしれんけど。
私の歴代で一番尻が痛くならないバイクです。
幅広シートのせいで足つき悪いですけどね。
しかしそんな素敵なシートゆえに気になる部分がある。
長時間ニーグリップすると太ももに当たる部分が固くて地味に痛い。
座り方で回避できるので大した問題じゃないけどね。
高速だけ燃費測ったのですが21km/Lでした。
ガソリンレギュラーだし、燃費気して走ってないけど、これはなかなか!
5.峠道
トルクは太いがギアチェンジは頻繁です。
大排気量のトルクに任せてオートマのように走ることはできない。
アイドリングが950rpm
使える領域が2,000rpm以上
パワーバンドが3,000rpm以上
アクセル開けないと走らない、
開けると思ってるよりスピードが出てしまう、
閉じると思ってるより止まってしまう。
つまりはガンガン走らないと気持ちよく乗れない。
楽しく走るならば2,500rpm以上はエンジンを回して走るべき。
でも4,000rpm以上なんて峠じゃ怖くて回せないです。。
つまり2,000から4,000rpmの間が私のスイートスポット。
狭い(笑)
加えて峠だと1速を多用します。
エンジンブレーキ強いので私には難しい。
半クラがもう少し上手に使えれば良いんですが、油圧クラッチ難しいし。
以前乗っていたCBR929RRが車体軽い上に鬼ブレーキで止まれて、セルフステアもクイクイ効いて、誰でも上手に走れるバイクだったのです。
MT-01は握れば止まれるブレーキですが、重量感があるので慣れないと怖い。試行錯誤しながら乗ってます。
ちょっとずつ練習して気持ちよく走れるようになりたい。
6.市街地走行
特筆することないけど一応書きます。
クラッチが重いとか、バイクが重いとか、右足側が熱いくらいで、見た目と予想外のネガは無い。
Uターンもスーパースポーツに比べれば簡単ですし、重そうな見た目の割には乗りやすいほうかもしれない。
砂利駐車場と坂になってる駐車場は考えて止めないと出庫時に痛い目みますね。
取り回しは重たいし、やりにいくいです。
街乗り燃費は測ってないけど、イメージ20km/L弱だと思います。
まとめ
重たくて乗りにくいのは見れば分かると思う。それは予想通り。
きっとそれ以上に楽しいんだろうなーという部分も予想通り。
見たままに期待を裏切らないバイクと私は思いました。
理解されないから売れなかったんでしょうね。
私も理解するまで10年くらいかかりました。
いつしかMT-01をツーリング先で見かけると目で追うようになってたんですよね。
そこから実際買うまでさらに5年(笑)
もう二度とこんなバイク出ないでしょう。
まだ上手に乗れないので、慣れてきたら予想以上に楽しくなるかもしれません。
乗れば乗るほど楽しくなっていくので期待以上のポテンシャル持ってるかもしれない。
ヒマさえあればひたすら乗りたいです(´∀`)