Road to the MT-01〜その5.自分にバイクを寄せる「ハーレー試乗してみる?!」

私の新しいバイクの探し方、

自分に似合うバイクを探す。

 

間に余計な話を1回挟んだのでおさらいすると、

  • 小柄で乗りたいバイクに乗れないことはあっても、大柄でバイク乗れないことは無い。
  • 体格を理由に皆が敬遠するバイクは無駄にガタイのいい私にとって所有欲を満たすプレミアム感のあるバイクでは??

 

つまりガタイのいい奴が似合う、ガタイが良くないと乗れないバイクを探してみよう。

 

 

1.ガタイのいい奴専用バイク

似合う気がするけど、私はアドベンチャーモデルとツアラーモデルは選びません。

よってBMW R1250GS

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GOLDWING F6B

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なんかはカッコいいけど選外。

なぜなら乗ったら果てしなく走りそうだから(笑)

移動が楽なバイクはつまらない。

「腰いたい!」

「ケツいたい!」

「腕がいたい!」

ってサービスエリアで言ってるくらいが私にはちょうどいい( ´∀`)

 

大きさで昔から気になってるのは、

Triumph Scrambler 1200XE

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今年からエンジン大きくなりました。

旧モデルの900ですが朝通勤に使っている人がいて時折見かけるんです。

写真で見るより実物がデカいのですよこいつは。

男らしくていいバイクです。水冷なのが少し野暮ったいけど。

いいと思ったらこれ200万??って値段見て冷めてしまった。。

・・・triumphってそんなだっけ?

 

このバイクの大きさのわかる記事がGQにあって、

あの娘とトライアンフ:第4回「スクランブラー小江戸Warp

あの娘とトライアンフ:第4回「スクランブラーで小江戸へWarp」|自動車ニュース(高級車・スポーツカー)|GQ JAPAN

 

記事中の女性170cmですが、ちょこんと乗ってます。

私的にこのバランスは無いなー。バイクでかすぎ。

モデルさんに何か言える立場ではないけど、私の好みのバランスではない。

 

でも私乗ったら標準体型の人が250TRに乗ってる感じになると思ってます。

Kawasaki 250TR

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本当はこういうバイクも乗ってみたい。。

 

 

2.ガタイのいい奴と言ったら、ハーレーでしょ!

ハーレーは昔から興味あるけど実際に買おうと思った事がない。

年取ったら乗ろうと思ってたけど、年取ってあんなデカいバイク乗れんのか?

 

さておき、ゴツいアメリカ人乗ってるイメージのハーレー。

私はシュワちゃんターミネーター2で乗ってたFAT BOYのイメージが強いですが、

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https://www.google.co.jp/amp/s/freedom.harley-davidson.co.jp/touch-the-freedom/product/5097/amp/

イメージからゴツさを求めてハーレーを物色したわけではなく、たまたまwebサイトで見て「カッコいい!」と素直に思ったバイクが今回たまたまハーレーだった。

 

Harley-Davidson FXDR 114

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久しぶりにカッコいいバイク出たと思った。

ドラッグレーサーっぽい見た目だけどメーカーはサーキットイメージらしい。

であればもう少しキャスター角立ててもいいんじゃない?って思うけど、ロー&ロングだからカッコいいのかも。

 

倒立フォークやスイングアームがスポーツイメージあって良い。

嫌なところは太すぎるリアタイヤ。240です。

ドラッカースタイルと言う意味ではこの太さは正しいかもしれないけど190もしくは200くらいでもいいんじゃないかと。

 

エンジンの排気量は1,868cc

車名の114は114キュービックインチの排気量という意味です。

(1868cm^3=114inc×2.54cm^3)

アフォなんですかっていう排気量(褒め言葉)

 

使い勝手で苦労しそうなのはホイールベースの長さ。

駐輪場に停めることは想定してないでしょうから仕方ない。

軽トラにも載らないでしょうね(´∀`)

 

モーターサイクルショーで現物も見て、

気になったので試乗もしてきました。

 

 

3.初めてのハーレーSHOP

行ってみたのは地元の老舗ハーレーSHOP

ハーレーダビッドソン塚原」

塚原さんという方のお店です。

ハーレーダビッドソン横浜」

みたく普通は地名が付くのだけど、オーナー名が付いてるお店は珍しいらしい(プチ情報)

 

webサイトで試乗予約申し込んだけど返信無し。

試乗申し込みだと4輪でも2輪ディーラーでもよくあることです。

行っていいのかな?って思いながらも予約した時間に店に行ってみたら連絡は行ってました。

 

お店は郊外にあり、外観はハーレー感溢れるアメリカな感じのお店です。

敷地に入るとバックヤードが広く、車も4、5台停められたかな?真ん中が広場でロータリーみたいになっています。

倉庫があって、バイクが十数台置いてある。

テーブルやイスなんかもあって、待ち時間過ごすにはいい環境。

店内は高級感と雑多な感じが相まってる。まさにアメリカっぽい雰囲気をイメージしてたそのもので、ハーレーSHOPって感じです。

 

「初めて入るのに勇気いるでしょう?ようこそ」

って言われました。私は気後れしない方ですがそれを差し引いても入りやすいお店だと思いますけどね。

 

ちょろっと書類を書いたら早速試乗。

まず乗る前に近くで見ると質感が良かった。

壊れやすい噂(事実?)は多々あるけど、ぱっと見がいい。

賛否あるウインカースイッチ類も私は好き。

またメーターが小さいのが良かった。

写真はモーサイショーの時の1枚。

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カウルに収まってる液晶はデジタル時計じゃないです。この小さいのがメーター。

タコメーターはバーグラフで常時表示されていて(欽ちゃんの仮装大賞的なやつ)

ODO、tripの切替していくとデジタル数値でもエンジン回転数が出せる。

記憶薄いけど燃費とかも出たような。。

「ま、いろいろ機能付けといたけどそんな見ないでしょ?」

っていう感じが良かった。

私メーター要らない派なので。

 

お店のスタッフ先導で20分くらい乗らせて貰いました。

運転してる時は1868ccもあるとは思えなかった。よく言えば乗りやすく、悪く言えば物足りない。

後にして思えばもう少しエンジン回せば元気に走ったかも。

スタートなんてそろりそろりとクラッチ繋ぎましたけど、そこまで神経質にならなくてOK

フォワードコントロール慣れてないし、試乗車でそんなにアクセル開けられなくてビクつきました。。

 

「後ろブレーキ強めを心掛けて下さい」と出発前に言われたんですが、ハーレーというか低重心バイクの特徴ですね。

正確にはリア荷重がいっぱいあるので後ろブレーキで止まれますという解釈でいいと思います。

後ろブレーキが使えるならその方が車体安定するという意味だと思います。

試乗中先導してくれたのは別のスタッフなんですが、「前ブレーキ残してコーナーに入ったりしてもFXDR114は面白いんですよ」と教えてくれました。

そうですよねーって思ったけど、そう言われても試乗車じゃ怖くて出来ないけどね。

 

スポーツバイク出身の私にとっては特別走りが良いとも感じなかったけど、コーナーに不安が無いだけ立派です。

あと足つきは、、不安と思った記憶がないので180cmの私はベタ足だったと思います。

シートは低いけど幅があるから、足つきは悪いでしょう。

 

で、帰ってきてお店のスタッフに「思ったより大人しいです」って感想を伝えたら日本仕様で抑えてあるんだとか。

やっぱりと思うところか、でもアクセル開け切れてないから納得していいかわかんないけど。

ともかくフルパワー化が出来るそうです。

 

新車で買うと30万円相当の高効率のエアクリーナーとマフラープレゼントしてくれるらしい。

セッティングも必要になるんですが、気持ちよくなるでしょうね。

さらにハイカムにするのが定番らしい。

カム交換?って思ったけど、OHVってクランクケースカバー外せばカム交換出来てしまうので言われてみるとお手軽そうにも見える。

エンジンどころかタンクも下ろさずにハイカム組めるという。

プラグ交換のほうが大変かも(笑)

 

ハーレーは代々エンジンに愛称があって2017年から「ミルウォーキーエイト」と呼ばれるエンジンに変わってます。

前は「ツインカム88」と呼ばれていて、文字通りツインカムだったのですが、

ミルウォーキーエイトでシングルカムに戻ったそうです。それでカム交換がお手軽になって定番なのか?( ´∀`)

 

名前の後ろ側のエイトは4バルブ×2気筒=8バルブになったという意味だそうです。

(ちなみにミルウォーキーはハーレーの会社がある場所の地名です。)

ツインカム2バルブ→シングルカム4バルブになったって聞くと一瞬脳が混乱しません?(笑)

あとはツインスパーク化とか、ノックセンサーが付いたりとかが書いてありました。

 

効率的に燃料を燃やして環境に優しそうな変更でもありますが、私の理解ではミルウォーキーエイトの売りはアイドリングが下げられること( ´∀`)

イカム入れるとよりアイドリング下げることが出来るらしい。

 

憧れの「三拍子」です。

「ダダダン、ダダダン、ダダダン」

っていう止まりそうなエンジンのアイドリング。

あれは素直にカッコいい。「生き物みたい」って言い方して褒め言葉になるかな?

私にとってハーレーの魅力は

  • 三拍子70%
  • ブランド20%
  • 見た目10%

くらいの比率ですから、三拍子出来ないハーレーならいらない。

ハーレー好きな人は結構みんなそうじゃないか?

ミルウォーキーエイトエンジンは三拍子しやすくしたってwebの記事で見ましたから間違いないですね。

 

あとはハーレーってカスタム前提みたいなバイクで、「スクリーミンイーグル」っていうハーレー認定カスタムパーツみたいなのがあるんですが、カタログ見るとそれだけでも相当な量だった。

私はハーレーの新車はそのまま乗るか、マフラー変えるくらいだと思ってたんで少し意外でした。

このSHOPがそもそもカスタム推しの店なんでしょうね。楽しそうにオプションプランいっぱい教えてくれる。

三拍子もそうだけど、エンジンカスタムして乗るのも面白いかもなーって説明聞いてたら思いました。

きっと沼でしょうけどね(笑)

 

 

4.夢から現実へ戻ろう

そして商談になります。

まずはお金の面ですが、

お金が無いは買わない言い訳になりません。

なんたってハーレーは180回払い出来ます。

 

置き場所が無いも言い訳になりません。

最初FXDR114車体が長いので、今の家の駐輪場に入らないって言ったら、

「片付けるのにどの位期間かかりますか?ウチの店に置きっぱでいいですよ。広いんで。」

って言われて、お、お、おぅってなりました。

 

私は該当しませんが、

ハーレー運転する自信が無い方、安心して下さい。

スポーツスターというエントリーモデルを買ってお安く1年乗って慣れて下さい。

下取り額を保証して乗り換えできるステップアッププランが用意されてます。

もちろん免許証取得サポートもあります!

 

つまり、

ハーレーを買わない理由はユーザーの意志のみ。

 

定期収入のある日本の成人がハーレーに乗ろうとして乗れない理由が皆無でした。

これには感心!

全てのハーレーディーラーに置き場所があるわけじゃないけど。

 

こうなるとボールは私の手の中。

私が決断する残る悩みは、

 

「お金を出す価値があるか?」

 

ハーレーですからね、高いと思っていたけど、実際いろいろ高いんです。

そもそも車体300万円。

加えて国産車に比べたらパーツもメンテナンスも高い。

金銭面考えるとエンジンオイルとミッションオイルが別なのもさり気なく鬱陶しい(笑)

 

多分私のハーレーに求める魅力が見た目とブランド重視であれば買えたはずだけど、、

高いと感じてしまったので、踏み切れませんでした。

買う覚悟で行ったのに「バイクに300万?!」ってビビってしまった。

今回私には縁がなかったということで。。

 

スタッフは皆さんいい人です。私が少し引くくらいハーレー大好き(笑)

ハーレー沼にハマって散財して行く自分の姿を想像して「それもいいかな」ってのも少し思ったんですけど、

 

ハーレー乗ってるといろいろ呼び寄せそうじゃない?

 

ハーレー好きってバイク好きな人よりもハーレー好きが多い気がする。

「国産や外車含めいろんなバイクと比べてFXDR114が良い」と思ってる私と、

「ハーレーの新型車のFXDR114は良い」と勧めるスタッフは時折話が通じない。

もしかすると他社に眼中が無いかも(笑)

 

車で言うとメルセデスなんかそうだと思います。

車好きも買うけど、メーカーのファンで代々メルセデスって人は実際多い。

 

ナックルとかショベルみたいな古いハーレーだとまた何かコミュニティがありそうですけど、現行ハーレー乗ってると純粋にハーレー好きの人に声掛けられそう。

私バイクの話するのは大好きで歓迎だからこそ、視点が違いそうで困る。

お互い残念な気持ちになりそう。

 

あとはイタズラとか盗難怖いですよね。

ホテルとかの駐輪場に停めるのに心配しちゃう。

 

 

まとめ

いろいろ最後言い訳を書きましたが、なんと御託を並べようが買わない理由は、

 

お金ですよ。お金。

お金あれば買いましたきっと(笑)

 

宝くじが当たったらこのお店で買いたいと思います。

 

今日はここまで。

次こそMT-01購入編!